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 つい先日、ある友人に言ったことが頭からなかなか離れない。それはつまり、豆腐の角に頭を売って死ぬ事は可能かという事。一見くだらないことを真剣に考える彼に対しては畏敬の念を禁じえない。何故なら偉大な発明の殆どは一見くだらない空想から生まれるからである。


 そこで彼はこう続けた。確かに豆腐は軟らかい、だがある程度の速度をもって豆腐が激突してきた場合はどうなのか。例えばエアガンやレールガンなどで加速させてぶつけるという事である。
 ここで一つの問題が生じる。豆腐というものは非常に脆く崩れ易い、このような豆腐をエアガンで加速させる事が果たして可能なのか。まして、レールガンなど使えるのか。彼曰く、これは絹ごしではなく木綿の豆腐を用いれば解決するとの事だった。言われてみればその通り、木綿豆腐の強度は絹ごしのそれをはるかに上回る。 (絹ごし豆腐をレールガンで飛ばすなどということは聞いた事がないが。) しかしよくよく考えてみると、木綿豆腐の堅さといっても高々知れている。矢張りこの方法は諦めるしかない。
 そこで次に考えた加速法は次のようなものだった。新幹線に豆腐を持って乗り込み、線路の脇に標的を置く、そして新幹線が標的の側に差し掛かったところで窓から豆腐を放り投げる。投げた瞬間には空気の抵抗による大幅な減速は避けられないが、それでも相当の速度で標的を捉える事ができる。名づけて新幹線豆腐加速法。
 他の方法を考えてみた。その名も垂直式豆腐落下法。名前を聞いただけでその内容は容易に想像がつく。高いところから豆腐を落とすのである。たとえば、上空200メートルから豆腐を落としたとしよう。重力の位置エネルギーが全て運動エネルギーに変わったとすると、約秒速63mにまで加速する計算になる。時速に直すと約225kmである。空気抵抗を差し引いても先の新幹線豆腐加速法に匹敵する、或いは上回る破壊力が得られる。
 方法はこれだけにとどまらない、今まで挙げた法の盲点を突くやり方があった。それは、標的が加速して豆腐にぶつかるという方法である。自己垂直落下式豆腐激突法と名づけられたこの方法は自分自身が30m程の高さから飛び降りて豆腐にぶつかるというもの。ある程度の高さから飛び降りれば、たとえ水面に激突したときでさえも、コンクリートの衝撃に大差がないのである。それならば豆腐に激突したときもそれ相応のダメージが得られるはずである。
 以上の文面から、豆腐の殺傷能力の高さがリアルに感じ取れたはずである。最近ではアメリカでも豆腐が生産され、密かに軍事目的で使用されている。豆腐はその恐ろしさ故、どこぞの平和主義者が生産停止の圧力を加えてくる可能性は十分にあり得る。我々は日本の文化を守る為に圧力に屈してはならない。


豆腐の角 続編

 豆腐の角の執筆を終えて数日後、僕の友人の犬という男は素晴らしいアイデアを提供してくれた。その全容をこれから話そう。
 まず、豆腐を作る際に巨大な長方形の容器に豆乳を流し込んで固める。豆腐が出来上がったら、豆腐を入れたままその容器を横にする。そして容器にエンジン(ロケットエンジンが望ましい)を装着する。このときにエンジンは容器の蓋と逆方向に噴射するようにしなくてはならない。そして蓋は開けておく。進行方向の数キロ先に目標物を置く。これで準備は完了だ。

 犬という男は優れた科学者だった。工学を学ぶ学生で彼を尊敬しないものはいなかった。科学技術というものは必ずしも平和利用の為に使用されるとは限らず、むしろ殺人の道具や軍事目的として使用されるときに大きな価値をもつことが多々ある。不幸なことに天才犬の発明も人を殺す為に用いられたのだった。
 200X年某日、一人の死刑囚が処刑場に現れた。数人の大男達は彼を無理やり引きずって歩き、そして地面からとび出た太い杭にきつく縛り付けた。天才はその様子を高台から、瞬きすらせずに見守っていた。
 東西方向が5マイルもある細長い処刑場の一端に死刑囚が居る。もう一方の端に、巨大なクレーンが大きな容器を安置した。天才は次の瞬間に起こることを全てわかっていた。一人の人間が犠牲になることに罪悪感はなく、それどころか新たな科学の時代の幕開けに胸を躍らせた。彼はこの実験(これは彼にとっては単なる実験にすぎなかった。)が成功すれば世界に必ず平和が訪れると信じて疑わなかった。
 天才の緊張が高まる中、いよいよエンジンに火がついた。次第にエンジンは出力を上げ、静かに、大胆かつ急激に加速を始めた。処刑場の地面に描かれた一本の線の上を豆腐は高速で移動していく。真っ直ぐに死刑囚めがけて飛んでいく。次の瞬間、豆腐の容器のエンジンが逆噴射を始める。容器が急激に減少し、中に入っていた豆腐が超高速で飛び出した。最早、その勢いは何者にも止めることはできない。強力な衝撃波を生み出しながら。豆腐は猛スピードで死刑囚に衝突した。
「素晴らしい、成功だ。」
天才は思わず笑みをこぼした。そしてこれを境に世界は新たな冷戦へと突入していく。

 犬はよく友人にこの話を聞かせて自慢するが、そんなことは誰も信じてくれはしない。「マジで?」などと派手にリアクションはしてみても内心では彼のことを馬鹿にしているのである。彼は食堂で豆腐を食うときはネタ帳の追記を欠かさない。なんとも几帳面な男だ。そんなくだらないネタを聞かされるのはこの上なく迷惑な話である。
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適当に思索 / 2005.11.07 14:51 / TB[0] / CM[0]





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