独自の世界観で適当に書きなぐります。

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 そして夜が明けて昼になり、漸く目が覚めた。天井が回っています。世界が回っています。地球が回っています。太陽系が回っています。全てがspinしながらrevolveしています。要するに飲みすぎです。

 適当にミカンやら何やらを適当に腹に詰込み、黒島探検に出発した。最初の目的地は牛の初競り。黒島では牛の種付けから飼育が盛んで、これが日本各地に出荷されて、その地の名産の牛となるのである。即ち、神戸牛や松坂牛の中には黒島で生まれた牛もいるのである。黒島で生まれた牛は三ヶ月ほど育てられ、競りにかけられる。このときの体重はおよそ270kgである。大体36万円前後で落札される。牛によっては高い値がついたり或いは安く売られてしまうこともある。しかし、素人の目では、どのようにして値段が決まっているのかがまったくわからない。
 競り終了後、会場の近くにあるレンタサイクルへと向かった。といっても歩いて一分程度の至近距離であるが。そして、おばちゃんと雑談をかねた値段交渉をした結果、破格の値段で借りることができた。
 おばちゃん曰く「牛飼いを生業とすることほど幸せなことはない。牛とともに寝起きし、牛のことを心から思いやる。その中で日々が過ぎていく。生活も比較的安定し、金銭的困窮もない。心から癒される職業である。」とのこと。それを聞いてますます黒島が好きになった。流れる時間の長さが違う。本州とも違えば、石垣島とも違う。美しい世界である。

 さて、レンタサイクルの値段交渉も無事に終わり、研究所へと帰宅する。そしてしばし休息の後に黒島探検へと出発した。 まずは、腹ごしらえが重要とのことで、ハートランドへと向かった。そしてカレーを食す。粘性の低いルーに鳥の手羽先が入ったカレーはまさに美味である。実はこのカレー屋、昨晩の飲み会で聞きだしたおススメスポットなのである。飲兵衛の一人が語ってくれた。パームツリーもうまい飯を食わせてくれるという情報があったが、残念ながら工事中であった。そしてカレーを食して一服。南国の陽気に眠気を誘われながら、しばし歓談を楽しんだ。
 いよいよ黒島探検に出発である。探検といっても、せいぜい直径2km程度の小さな島である。だがその小ささがレンタサイクルで見て廻るに適正な規模なのである。そこには牛だらけの独特の世界が延々と広がる。中には開発中の牧場も数多く存在する。そこは重機が置かれていたり、地面が荒れていたりしてすぐに開発中とわかる。そして時折出会う孔雀の大群がその不思議な世界観をいっそう際立てるのである。中には白い孔雀も数羽いるようで、見かけたときには感動した。
 するうちに海岸へ降りていく小道の前を通りかかった。サンゴの海が美しい。そして何故か縄を首につけたヤギ。シュールなコントラストを奏でていた。しかし、不運にも満潮の時間帯であったため、リーフの上を歩くことはできなかった。残念。
 次に向かったのは黒島灯台。更に自転車を漕ぎ、付近のウタキ(御嶽)で小休止。そして、更に日本の道百選の道を進んだ。突然現れた展望台に登り、360度のパノラマを満喫した。周りに小さな島がいくつも見える。展望台の足元には周辺の島との位置関係が記されている。あれが、波照間島であれが西表島で…と、島々に思いを馳せた。その展望台の近くには乾振堂がある。そこで写真を数枚。すぐそばにあった学校で写真を数枚。
 伊古桟橋へ向かう。最早使われることのない桟橋。距離は目測で150mといったところだろうか。ところどころ崩れているが、構わずに先端へと向かった。先端にたどり着いたところで何もない。何もないが風情のある景色である。海側を見ても島側を見ても風情にあふれている。
 探検を満喫し、最後に向かうのはハートランド。コーヒーをいっぱい飲みながらゆっくりしたいとの気持ちがそこへ向かわせた。すると、偶然にも三線の名手に出会ったのである。そこで、三線を教わり、黒島の過去の話を聞いた。戦後は3000人近い人で賑わっていたという話であり、川がないことからマラリアが入り込めなかったという話であり、現在は人口減に歯止めがかからず220人程度まで減少してしまったという話であり、島の歴史である。話を聞いて、「アイスのてんぷら」を食した。更にしばらく語り、三線を習った。
 そのままレンタサイクルをゆったりと漕ぎながら研究所に戻った。T氏は眼鏡を落として割るというアクシデントに見舞われて、僅かに立腹していた。
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旅行 / 2006.01.14 08:35 / TB[0] / CM[0]





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